あなたは、自分らしく生きることができていますか?
ウェルビーイングに生きるためには、あなたらしくありのままに生きる必要があります。
しかし、多くの人は社会的な雰囲気や他人の価値観を気にして、自分らしく生きることができなくなっています。
この記事では、あなたらしい幸せな人生を送るために20代のうちにやっておいた方が良いことを紹介します。
今日から実践して、あなたらしい生き方に近づけることを祈っています。
ウェルビーイングとは
ウェルビーイング = 幸せ
ウェルビーイングとは、身体的にも精神的にも良好な状態であることを指します。多くの研究者はこれを幸せの指標として活用しています。
金銭的な裕福さや地位の高さなどとは異なる、自分らしい幸せの形として、ウェルビーイングは近年注目されています。
ウェルビーイングを手に入れるためには、若いうちから自分らしい生き方を心がけておくことが重要だと考えています。
その理由について次に解説します。
ウェルビーイングを目指すなら若いうちが有利な理由
大前提として、自分らしい生き方を探すのには時間がかかります。
様々な試行錯誤を経て、ようやく自分らしい生き方を見つけることになります。
さらに、自分らしく生きるためには時には転職や結婚、もしくは起業など、大きな選択をしなければならない時があります。
失敗してもやり直すことができるうちに、ウェルビーイングに向けて挑戦していくことができるのが若いうちにウェルビーイングを目指すメリットになります。
- 失敗してもやり直す時間がある
- 時間が取れる
- ウェルビーイングな人生を送る時間が長くなる
ではここから、具体的に何をすれば良いのか次に解説します。
自分の特性を知る
自分らしく生きるためには、自分の特性・価値観をしっかりと理解する必要があります。
社会的な幸せや他人の価値観(結婚=幸せ、お金持ち=幸せ)などに惑わされず、自分らしさを意識することが重要です。
ビッグファイブ性格分析
アメリカの心理学者ルイス・R・ゴールドバーグによると、人間の性格は、以下の5つの因子によって分類できることが示唆されました。それが、ビッグファイブ性格分析です。
- Openness(開放性)
- 知的好奇心の強さや想像力の豊かさ、芸術的感受性、新しいアイデアや行為への親和性を測定。
- 高い人: 新しいものやアイデアを生み出すことを好む、想像力豊かで革新的なタイプ
- 低い人: 物事を決められた通りに進めることを好む、保守的で慎重なタイプ
- Conscientiousness(誠実性)
- 感情や行為をコントロールする力や、良心性、達成力の高さ、責任感の強さを測定。
- 高い人: 責任感の強さから、目的のために自身をコントロールすることができ、達成力も高い、こだわりの強い人や完璧主義が多いタイプ
- 低い人: 計画性というよりは、感情的で直感的に行動する、気の向いたものは迅速に行動できるタイプ
- Extraversion(外向性)
- 社交性や積極性、活発さを測定。
- 高い人: 大人数との関わり合いを好み、押しが強く、リスクやスリルを好むタイプ
- 低い人: 比較的に一人の時間を好み、思慮深く、考えて行動するタイプ
- Agreeableness(協調性)
- 他者への共感力や配慮、思いやりを測定。
- 高い人: 協力的で他人に親切、争いや対立を避けるタイプ
- 低い人: 周囲の人に全く関心がない、他人の気持ちを理解できるが重要だと感じないタイプ
- Neuroticism(神経症的傾向)
- ネガティブな刺激に対する反応の強さを測定。
- 高い人: 緊張や不安、ストレスの多い環境や状況に身を置くと、精神や身体の健康にも影響が出るタイプ
- 低い人: 感情が安定していて、悩むことやストレスを感じることが少ないタイプ
ビッグファイブ分析を無料で実施するサイト(https://big5-basic.com/front/index.php?route=common/home)でぜひご自身の性格特性を知ってみて下さい。
自分の性格特性を知ったら、それを活かしたり無理しないで済む職業につきましょう。
自分らしい働き方が実現できる職業や会社を探す
ウェルビーイングに生きるためには、自分自身について理解し、それを活かせるような職業につく必要があります。
上記のビッグファイブ性格分析でわかった自分の性格にあった職業を探してみましょう。
生活があるから好きな職業につくなんて無理だよ
と思う方もいますが、それではウェルビーイングは遠ざかっていきます。
前述した通り、ウェルビーイングな生活を手に入れるためには若いうちに挑戦することが大事です。
今挑戦しなければウェルビーイングな生活は一生訪れない可能性すらあります。
実際に転職や起業をするかはさておき、転職サイトなどに登録するなりして、自分に会った職業とは何かを考え始めても良いのではないしょうか。(あなたらしく働ける会社を紹介してくれそうなエージェントは別記事で紹介予定)
自分にあった職業を知ることができたら次は、良好な人間関係を手に入れましょう。
人間関係を大事にする
お金、権力 <<<< 良好な人間関係
ウェルビーイングの研究において、幸せに生きるために最も重要だった指標は、お金でも権力でもなく良好な人間関係だったことがわかっています。
つまり、20代のうちに親友と呼べる仲間や、信頼できる上司や先輩などとの良好な関係を築いておくことは、今後のウェルビーイングのために非常に重要になります。
無理にいろんな人と浅い関係を構築する必要はありません。
研究の中でも、広く浅い関係よりも、少数でも深い関係の方がウェルビーイングに与える影響が高いことが示唆されています。
ウェルビーイング・ファーストに生きる
ウェルビーイング・ファーストに生きるとはどういうことでしょうか。
それは、常に自分の行動が自分の幸せになっているかを考えて行動することです。
仕事の例で言うと、
今の仕事はやめたいけど、時間もないから転職もできないや…
と考えて、何も行動せずにいることはウェルビーイング・ファーストではありません。
なぜなら、やめたい仕事を時間がないという理由でダラダラ続けることはあなたの幸せには結びつかないからです。
ウェルビーイング・ファーストに考えると
自分の性格にあった〇〇な仕事をしたいな。このまま続けるのと、思い切って転職するのどっちが幸せかな
になります。ここですぐに転職という答えにする必要はなく、ただ一度どちらが幸せかを考えて下さい。
言い訳や社会通念などを取っ払った場合に何が幸せなのか考えることがウェルビーイング・ファーストに生きるということです。
最後に
この記事では、「ウェルビーイングに生きるために20代からすべきこと」を紹介しました。
- 自分自身を知る
- 自分に合った職業を探す
- 人間関係を大事にする
- ウェルビーイング・ファーストに生きる
これら4つを今日から実践して下さい。とりあえず、性格を知ることから始めることをお勧めします。
ビッグファイブ性格分析サイト:https://big5-basic.com/front/index.php?route=common/home
そのあとはウェルビーイング・ファーストに考えて、自分らしく生きるためには何をすべきか考えて行動に移すことでウェルビーイングな生き方に近づくことができるでしょう。