皆さんは朝、目が覚めた後、最初に行うアクションは何ですか?
なんとなくスマホに手を伸ばし、気づいたら10分以上意味もなく画面をタップ&スクロール…
多くの方が寝起きの時間をダラダラと過ごしているのではないでしょうか。
しかし、一日の始め方はその日のパフォーマンスや充実感に多くの影響を与えています。
そんな寝起きの習慣の中で私が実践していて、おすすめなのが「冷水シャワー」です。
朝一で冷たいシャワーを浴びるのは、正直気が引ける
でも、健康に良いと言われたら?
この記事では、冷水シャワーの健康的な効果について3つ紹介します。
普段あまり気にしない一日の始め方や健康的な習慣について、参考になれば嬉しいです!
効果1.脳機能の向上
あまりイメージがありませんが、冷水シャワーは集中力を向上させると言われています。
セロトニンとノルアドレナリン
少し科学的な話をすると、冷たい水を浴びると脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの分泌が増加します。
これらの神経伝達物質は、気分の安定や集中力向上に影響を及ぼます。
特にノルアドレナリンは脳の覚醒度を高め、注意を集中させるのに役立ちます。
また、冷たい水に触れることで、交感神経と副交感神経のバランスが調整され、リラクゼーションを促進します。
サウナの”ととのう”と似たような効果ですね。
つまり、冷水シャワーは「からだはリラックスしているけど、脳は冴えている状態」を作り出すことができるのです!
効果2:疲労回復
冷水シャワーは、血行を促進し、筋肉の疲労回復を促す効果もあります。
血行促進がポイント
冷たい水に触れると、血管は一時的に収縮しますが、その後急激な拡張が起こります。
これにより、血液の循環が活性化され、体内の酸素や栄養素が効率的に筋肉に供給されます。
筋肉の緊張が和らぎ、柔軟性が向上することで、筋肉がリラックスした状態となります。
結果、ケガのリスクを軽減し、運動時のパフォーマンスを改善します。
スポーツ選手やトレーニーの間では、冷水シャワーは筋肉の炎症を軽減し、回復を助ける手段として利用されています。
効果3.免疫機能の向上
さらに冷水シャワーは、免疫機能を向上させるという研究結果がありま
免疫細胞を活性化する
冷たいを浴びた身体は寒さに対抗するためにエネルギーを消費し、体温を維持しようとします。
この過程で、体内の異物や感染症に対抗する免疫細胞である白血球の数と活性度が増加します。
結果として、細菌やウイルスに対する抵抗力が向上し、感染症のリスクが低減します。
実際に多くの研究で、冷水シャワーを継続的に行うことが風邪やインフルエンザの発症率を減少させることが示されれています。
冷水シャワーのやり方
いきなり冷たい水を浴びるのは…
そんな方向けに、冷水シャワーを浴びるポイントを紹介するので参考にしてみてください。
冷水に徐々に慣れる
まずはキンキンでなくとも少し冷たいなと感じる温度からチャレンジしていきましょう。
また、いきなり頭から冷水を浴びずに、最初は足や手から冷水に触れ、徐々に体を冷水に慣れさせることが大事です。
最低1~2分間
初めての冷水シャワーでは、30秒で十分です。また前述の通り、体を急速に冷やし過ぎないようにしましょう。
慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。
ちなみに私は毎朝洗顔しながら2分ほど冷水シャワーを浴びています。
深呼吸
地味に大事なのが、深呼吸です。
冷水に触れる際に深呼吸をすることで、リラックスしやすくなります。
深呼吸はストレスを軽減し、前述の冷水シャワーの効果を最大限に引き出すのに役立ちます。
ライターネーム“まーくん”
都内在住25歳
金融会社企画職
平日は筋トレ、サウナ
休日はサーフィン