健康なだけがウェルビーイングじゃない?ウェルビーイングと健康の関係

ウェルビーイング ≠ 健康

近年注目を浴びているウェルビーイングですが、しばしば健康と混同されているのを見かけます。

しかし、ウェルビーイングとは健康のことではありません。

ウェルビーイングはさまざまな要素が絡み合うことによって、それぞれの個人が感じる「しあわせ」のことです。

また、ウェルビーイングは主観的なものであり、こうすればウェルビーイングだよね、という正解がないものだからです。

この記事では、「ウェルビーイングと健康の違いについて」解説したいと思います。

目次

ウェルビーイングは単に健康であることではない

ウェルビーイング知ってるよ! 要は健康のことだよね

という声が聞こえてきましたが、これは間違いではないですが、十分でもありません。

では、ウェルビーイングとは何か。

ウェルビーイングはしあわせであること

そうです。ウェルビーイングはしあわせであることです。

つまり、健康はウェルビーイングを構成する要素の一つに過ぎないということです。

ウェルビーイングを構成するようは大きく5つあると言われており、下記の5つです。

  1. 仕事のウェルビーイング: 時間をどのように使うか、あるいは単に仕事が好きであるか。
  2. 人間関係のウェルビーイング: あなたの人生に強い人間関係と愛があること。
  3. 経済的ウェルビーイング: 生活を効率的におくれるだけの経済力があること。
  4. 身体的ウェルビーイング: 健康で、日々の仕事をこなすのに十分なエネルギーがあること。
  5. 地域社会のウェルビーイング: 住んでいる地域との関わり。

健康は上記のリストの4つ目の要素に分類されます。

健康でなくてもウェルビーイングは高まるか

ウェルビーイングは健康のことではないと言いましたが、こんな疑問が湧いてきます。

健康じゃなくてもウェルビーイングは高くなるの?

これに対しての答えは、「いいえ」です。

確かに、健康はウェルビーイングを構成する要素の一つにすぎませんが、非常に重要な要素です。

もちろん、頭痛や腹痛、熱があるなどといった不調があるときには、しあわせを感じることがすくないでしょう。

また、自分では気づかないような不健康(睡眠不足、水分不足など)によって、しあわせを感じるホルモンが分泌されづらくなることも知られています。

つまり、不健康であることによって、直接的にも間接的にも、ウェルビーイングから遠ざかってしまいます。

結論:ウェルビーイング=健康ではないが、健康→ウェルビーイングである。

ウェルビーイングを高めるためには

ここまで読んでくれた方は、

ウェルビーイング≠健康 は分かったけど、どうすればウェルビーイングは高まるの?

という疑問が湧いてきたことでしょう。

ウェルビーイングを高めるためには、健康だけではなく、人間関係、仕事、マインドにも気をつける必要があります。

それぞれの要素が満たされたとき、ウェルビーイングは高まります。

それぞれの詳しい解説は別記事でしているのでぜひ読んでみてください。

簡単ウェルビーイング診断

ウェルビーイングを高める前に、簡単なウェルビーイング診断をしてみるのもいいでしょう。

参考:Gallup® Global Wellbeing

まず、画像の日常体験(ポジティブとネガティブ5個ずつ)を3日以内にした・感じたかを考えてください。

次に、現在の感情で良いので、人生をはしごだと思って自分が今何段目にいるか考えてください。

さらに、5年後にははしごの何段目にいるかを考えてください。

上記の得点を合計することで、あなたの今のウェルビーイング度合いを図ることができます。

点数が高ければ良い、低ければ悪いということではなく、自分の現状を知り、改善していくことが重要です。

まとめ

ウェルビーイングと健康の関係について解説しました。

健康になればウェルビーイングになれるわけではないが、ウェルビーイングになるためには健康は必要不可欠

ということがわかりました。

ウェルビーイングを高めて、「しあわせだ」と心から言える日が来るまで、ともにがんばりましょう。

良い人生を!

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