前回は第1の習慣である「主体性を発揮する」ことについて要約しました。
(他人ではなく自分自身の人生を送るヒントがありましたね!)
今回は、第2の習慣“目的を持って始める”をまとめていきます。
この記事を読んで、皆さん自身にも人生の目的について主体的に考えていただければと思います!
ざっくり結論:「葬式でなんと言われたいか」を考えて生きる
お名前.com終わりを思い描く
人は全く意味のない勝利を手に入れることがよくある。成功だと思っていたことを達成したにもかかわらず、それよりもはるかに大事なことを犠牲にしてしまったことを、突然に思い知らされる。
スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」
「地位や収入、能力など周囲からもわかりやすいもの」を高めようと努力しても、本来自分にとって大事なことを見失ってしまえば、それはいい人生とは言えないですよね。
そこでまずは、終わりを描いてから行動することが大事になります。
では、どのように終わりを思い描くのか?
コヴィー氏は、自分の葬式で家族、友人、仕事仲間から何と言ってほしいか真剣に想像して考えよと教えてくれます。
あなたの葬儀に集まってくれた人たちに、自分の人格のどういうところを見てほしかったのか。どういう貢献や業績を覚えていてほしいのか。参列者それぞれの顔をよく見てもらいたい。彼らの人生にあなたはどういう影響を及ぼしたかったのだろうか。
スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」
葬儀で言われたいことから人生の目的を考える。
本質を捉えており、とても考えさせられるアプローチですよね..
そして、この葬儀を想像することで得た実現したい生き方を「個人ステイトメント」として書き留め、それを念頭に置いて一日を始めることをコヴィー氏は勧めています。
私は毎朝、「自分の個人ステイトメントを読み、瞑想すること」を習慣としてから有意義な一日のスタートを切れていることを実感しています。
リーダーシップとマネジメント
皆さんは「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いについて考えたことはありますか?
似たような言葉ですが、コヴィー氏は全く違うものとして定義づけます。
マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成できるかという質問に答えようとするものである。一方、リーダーシップは望む結果を定義しており、何を達成したいのかという質問に答えようとするものである。
スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」
よりイメージするため、ジャングルの中で手斧をもって道を切り開いているチームを考えてみましょう。
マネジメント :メンバーに効率的な木々の切り方を指導したり、指導する
リーダーシップ:ジャングルで一番高い木に登り、全体を見渡して、メンバーに進むべき方向を伝える
つまり、マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しいことをすることといえるでしょう。
そして、コヴィー氏は、多くの人が自分自身の価値観や人生の目的を明確にすることなく、能率的な自己管理や目標達成ばかりを気にして生活していると指摘します。(リーダーシップの欠如)
終わりを思い描き、目的をもって始めることで人生のリーダーシップを発揮することができるのです。
ここまで読んで終わりににするのでなく、まずは、人生の目的についてじっくりと考えてみてください!
【つづき】第3の習慣はこちら⇩
ライターネーム“まーくん”
都内在住25歳
金融会社企画職
平日は筋トレ、サウナ
休日はサーフィン