3分でわかる!「7つの習慣」要約シリーズその4 第3の習慣“重要事項を優先する” 

前回は第2の習慣である「目的を持って始める」ことについて要約しました。
(人生の目的を見出すヒントが満載でしたね!)

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前回の記事では「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いについて触れましたが、

第2の習慣“目的を持って始める”が人生におけるリーダーシップであるならば、今回の第3の習慣“重要事項を優先する”は人生におけるマネジメントといえます。

きっと皆さんにとって、よりよい生き方を示唆してくれる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください!

ざっくり結論:緊急度と重要度の2軸で時間の使い方を考える

なりたい自分は、いい学びの出会いから【manatea】
目次

時間の使い方のマトリックス図

私たちの人生の質は私たちの時間の使い方と密接な関係があります。

例えば、夜寝る前の時間の使い方として、SNSをぼーっと見ながら画面をスクロールするのと、読書をするのではどちらが有意義な人生につながるでしょうか?

時間の使い方について考えるにあたり、緊急重要の2つを著者・コヴィー氏は紹介します。

緊急:すぐに対応しなければならないように見えるもの
重要:あなたの価値観、優先順位の高い目標の達成に結び付いているもの

この2つの度合いを縦軸、横軸にすると、以下のような時間の使い方のマトリックス図ができます。


コヴィー氏は、私たちは緊急なものにすぐ反応するが、緊急性のない重要なことを疎かにしがちだと指摘します。

第2の習慣で自分の目的を明確にしていないと、緊急を要するものばかりに反応してしまうのです。

ここからはそれぞれの領域について詳しく見ていきましょう。

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緊急性の高い第一領域と第三領域

緊急かつ重要な第一領域

即時の対応が求められる上、大切な結果に結び付いている、いわゆる問題危機と呼ばれるのがこの領域です。

私たちの多くが締め切りや問題などのこの第一領域の活動に追われており、たいていの場合、落ち着いたと思ったらまた新たなタスクや問題が出てくるのです。

結果的に毎日様々な問題に振り回され、多くの時間と労力を使います。

重要じゃないけど緊急度の高い第三領域

第一領域と錯覚して多くの人が時間を浪費してしまうのが、この領域です。

この領域の活動のほとんどが他の人の優先事項や期待によるもので、それらに振り回されてしまうのです。

そうならないために、日頃から緊急の問題やタスクが生じた際には、これは誰にとって重要なことかを考え分別することが大切です。

緊急性の低い第四領域と第二領域

緊急でも重要でもない第四領域

前述の緊急性の高い活動に追われた人たちが逃げ込みがちなのが、緊急でも重要でもないこの第四領域です。

言うまでもなくこの領域は排除すべきですが、多くの人が活動時間の90%を第一・第三領域、残りの10%ほどを第四領域で過ごしてしまっているとコヴィー氏は指摘します。

また、コヴィー氏は本書の中で、第三・第四領域について以下の通り断言しています。

第三領域や第四領域で生活する人は、基本的に無意味な人生を送ることになる。
この人たちは反応的であり、その生活は終始ほかの人の優先順位や期待に振り回されているだけである。

スティーブン・R・コヴィー著 「7つの習慣」

緊急ではないが重要な第二領域

さて、ここまで3つの領域を紹介しましたが、結論、この第二領域を重視すべきとコヴィー氏は主張します。

第二領域の活動は自分の状態や能力を向上させるものであり、結果的に第一領域の問題を少なくするのです。

つまり、生活のP/PCバランス(ニワトリと金の卵)を維持する効果があります。

※P/PCバランスについては以前の記事で紹介しています⇩

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この第二領域の活動を見出す方法について、コヴィー氏は以下のように述べています。

「もし。常日頃から行っていれば、あなたの私生活の質、仕事の業績、または結果を著しく向上させる活動がそれぞれひとつずつあるとするなら、それは何だろうか」
こうしたインパクトを持つ活動はすべて第二領域の活動であり、あなたの効果性が劇的に向上するだろう。

スティーブン・R・コヴィー著 「7つの習慣」

このコヴィー氏の質問に対する皆さんの答えはなんでしょうか?

ぜひ一度考えて、そうした活動に時間を使ってみてください!

【つづき】第4の習慣はこちら⇩

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この記事を書いたひと

ライターネーム“まーくん”

都内在住25歳

金融会社企画職

平日は筋トレ、サウナ

休日はサーフィン

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