前回は「人格を磨くこと」について要約しました。
(習慣の話をする前の準備運動としては、十分すぎるほどの気づきがありましたね)
いよいよ今回からウェルビーイングでより良いな人生を手に入れる習慣について1つずつまとめていきます。
第1の習慣は”主体性を発揮する”です。
ここでいう主体性とはなにか、どのように発揮するのか、ぜひ最後までお読みください!
ざっくり結論:自分の言動、生き方は自分で選択する
なりたい自分は、いい学びの出会いから【manatea】選択の自由
一般に、何らかの刺激(なにかを言われる、される)によって反応(感情、言動)が決まると考えられています。
しかしコヴィー氏は、この刺激と反応の間に選択をする能力(選択の自由)があると指摘します。
例えば何か理不尽なことをされた時(刺激)、ただ感情的になる(反応)だけでなく、他に事態を良くする手段を考え選択することができるということですね。
×:刺激(上司に叱責された)→ 反応(落ち込む)
〇:刺激(上司に叱責された)→ 選択(なぜ怒られたのか考える)→ 反応(次の行動に活かす)
つまり私たちは、「想像、良心、意思、自覚」という人間独自の能力によって、何が起ころうとも(刺激)、それが自分に与える影響(反応)を自分の中で選択することができるのです。
主体的に生きる
ここで「主体的である」ということについて考えてみましょう。
まず、「主体的」の反対の意味はなんでしょう?
それは「反応的」です。つまり、環境や他人の言動に自身の感情や決断が左右される状態のことです。
このように考えると「主体的」とは自発的に率先して行動することだけを意味するものではなく、
自分自身で決定と選択を行い、その結果の責任を引き受ける姿勢も意味します。
この「主体的」と「反応的」の違いをよりイメージするため、両者の生き方から生まれる言葉を比較してみてください。
お名前.com反応的な言葉:①どうしようもない、②しなくてはならない、 ③あいつは頭にくる
スティーブン・R・コヴィー著 「7つの習慣」より
主体的な言葉:①代替案を考えよう、②そうすることに決めた、③自分で自分の感情をコントロールできる
影響の輪、関心の輪
これらを踏まえて、主体的に生きるヒントについても触れていきます。
まず、物事は以下2つの領域+それ以外(関心のない領域)の3つに大別することができます。
関心の輪:コントロールできないが興味、関心がある領域(他人の欠点や周りの環境など)
影響の輪:自分自身がコントロールできる領域(自分の感情、言動など)
ここで大切なのは、主体的な人は、努力と時間を影響の輪に集中させ、自らが影響できる事柄に働きかけるということです。
目の前の物事がどちらの輪にあるかを認識して、影響の輪の中で作用することで人生の主導権を握ることができます。
ここまでの内容を踏まえて、作用されるのではなく、自分自身の人生を送るヒントを得ていただければ嬉しいです!
【つづき】第2の習慣はこちら⇩
ライターネーム“まーくん”
都内在住25歳
金融会社企画職
平日は筋トレ、サウナ
休日はサーフィン