大人になってから孤独感を感じることはありませんか?
ウェルビーイングの研究では、幸せになるために最も重要な要素はお金や地位ではなく、良好な人間関係であるという結果が出ています。
あなたがウェルビーイングに生きたいと思うのであれば、友人と深い関係を築くことは非常に重要です。
大人になってから深い関係を築くなんて無理だよ…
と思われるかもしれませんが、それは大人になるにつれて人間関係の築き方を忘れてしまっているだけです。
この記事では、良好な人間関係を築くための方法を解説します。
人に好かれることを前提に考える
まず初めに、「自分は人に好かれる人間なんだ」と思って他人と接することがとても重要。
とある研究では、他人に嫌われるのが怖い人ほど他人に対して冷たく接するという研究結果があります。
極端にいうと、嫌われないようにするあまり、嫌われるような行動をとってしまうのです。
逆に、人に好かれている前提で接すると、あなた自身も相手に対して好意的になり、好印象を与えやすいです。
そんなポジティブに考えられない…
と思う方は、相手と自分を置き換えてみると良いです。
相手と自分を置き換えてみる
あなたが初対面の人にあったとき、いきなりその人のことを嫌いになることがあるでしょうか。
あっても、よほど悪意を持って接されたときだけなはず。
相手と自分を置き換えてみると、逆に初対面で嫌われる方が難しいと感じるでしょう。
あなたは素敵な人!自信を持って!!
次は、「子供の頃とは友人の作り方が違うことを自覚する」ことが必要です。
子供の頃とは友人の作り方が違うことを自覚する
子供の頃は、学校があり、部活動があり、習い事があったので、自然発生的に友人ができていたと思います。
しかし、大人になってからの友人関係は自然発生しません。
自然にできるからこそ本当の友人関係なんだ!!!
このような考え方は間違いです。
友人関係の研究によると、「友情は自然に生まれるものなんだ!」と思っている人は数年後に孤独を感じることが多かったという結果が出ています。
大人の友人関係は努力して築いていく必要があるということです。
具体的にどのような努力をすれば良いのかは別の記事で解説しているので見てみてください↓
ここからは、友人関係を築く上で重要になる現象を解説します。
隠蔽回避の克服
急に難しい言葉が出てきたぞ??
隠蔽回避とは、「無意識的に避けている行動」のことです。
例えば、「新しいコミュニティに所属したけど、馴染めなかった」という人がいたとして、その人は無意識のうちに馴染まなかったのであって、馴染めなかったわけではないのです。
知っている人とばかり話したり、スマホをいじったりして、無意識のうちに人と関わることから避けているのです。
これを知っただけであなたはすでに、隠蔽回避を少し克服しています。
さらに克服するための方法として、「初対面の人にあったらやることを決めておく」のがおすすめです。
基本的には、自己紹介が望ましいです。10秒くらいの自己紹介を考えておいて、それを初対面の人に話しかけた時に実践します。
すると、「初対面の人に何話したらいいかわからないから、話しかけられない…」という問題は一旦解決します。
そのあとは、自己紹介されたら相手も自己紹介し返してくれるので、それについて質問をするなり、相手が質問をしてきてくれたら答えるなり、会話は続いていくことになります。
単純接触効果を利用する
また、難しい言葉が出てきたぞ??
単純接触効果は、「会う(見る)回数が多いほど、好意的になっていく」現象です。
人は心理学的に、単純にたくさん会うほど印象がよくなっていきます。
ドラマを見ていると、1話ではそんなに可愛いと思っていなかった女優さんが最終話ではすごく可愛く見えるという現象を実感することがあるのではないでしょうか。。。(私だけですか…?)
単純接触効果を利用することで、深い人間関係を作ることができるので、活用してみてください。
- 友人になりたい人には積極的に会う(連絡を取る)
- またはそもそも頻繁に会うことができるようなコミュニティーで友人を作る
次に、「排他性を利用する」について解説します。
排他性を利用する
排他性とは、「独占したいという欲望」のことです。
人間には多かれ少なかれ、独占欲があるので、それを刺激することで好印象を得ようという作戦です。
「2人だけの経験をする」ことで、この独占欲を刺激できます。
- あまり人にしない相談事をする
- 飲み会の前に、2人で1杯飲んでからいく
- マニアックな趣味の共有
などを実践すると、相手はあなたに対して好意的になっていくでしょう。
まとめ
この記事では、深い人間関係を作る方法について解説しました。
前半は、マインドの部分でした。
- 人に好かれることを前提に考える
- 子供の頃とは友人の作り方が違うことを自覚する
さらに後半では、心理学的に相手に好印象を与えるテクニックについて解説しました。
- 隠蔽回避の克服
- 単純接触効果を利用する
- 排他性を利用する
この記事を最後まで読んでくれた方に、最高の友人ができて、最高の人生が待っていることを祈っています!