金銭的にも精神的にも、大きなストレスを感じる引っ越し。
準備をするにしても情報が多く、頭を抱えている方は、ぜひこの記事を見てください。
今回は、ライターひなちゃんが“都内の単身引っ越し”について完全網羅させた記事です。
18歳から上京して8年経ちますが、引っ越しした回数は、なんと8回!
自他ともに認める、都内単身引っ越しプロです。(自慢)
賢い引っ越しの方法をしっかり学ぶだけで、“数十万の支出”が抑えられる可能性もあります!
この記事を読んだみなさんが、賢く引っ越しを終え、
ウェルビーな暮らしのより良いスタートを切れますように♪
都内在住の26歳
金融事務職OL
グラフィックデザイン
ゆるゆる自然派
サーフィン
女性視点のウェルビーイングを発信
1.退去日と入居日を決める
まず一番初めにするべきことは、今住んでいる家の“退去日”と次の家の“入居日”が大体いつ頃になりそうか、目処をつけることです。
家賃の重複支払いを防ぐため、なるべく入居日と退去日を合わせるのが理想的!
また、部屋探しは、入居日から逆算して1ヶ月半〜2ヶ月前くらいから動き始めるのが良いと言われていますので、スケジュールを上手に調整できるといいですね。
「退去日○ヶ月前までには通知してください」という規約もあるはずなので、最初に確認しておきましょう!
2.賢く!荷物の運搬手段を決める
次に、今の家からの荷物の運搬手段についてです。
「引っ越しをする」となると、引っ越し業者にお願いすることが一般的ですが、状況によっては賢く運搬費用を抑えられる可能性もあります。
引越し先の距離や、荷物の大きさを考慮しながら、ベストな方法を探しましょう!
運搬手段①:レンタカー
1つ目のおすすめ運搬方法は、レンタカー!
運転可能な距離かつ荷物が少なめの人は、レンタカー(車種:バン系・ハイエース等)で引越しできちゃいます。
私も大きめのバンや軽トラで引越しした経験がありますが、時間も自由に使えるため結構快適でした。
(手伝ってくれた人のおかげ)
女性の場合は、男性の力を借りれないと少し辛いかも。
※参考までに、当時荷物の量はこのくらいでした。↓
解体可能なベッド、マットレス、布団、化粧机(高さ90cm、幅80cm、奥行き60cm)、丸テーブル直径80cm、5段ラック、掃除機、ゴルフバッグ、サーフボード、段ボール15〜20個。段ボールは最悪宅配で送ればいいので、家具類が車に詰める大きさなら問題ないと思います。(その他家電はレンタルなので私物なし。たぶん男性並みに少ない・・・)
運搬手段②:格安サービス「くらしのマーケット」
2つ目におすすめの運搬手段は、「くらしのマーケット」というサービス!
このサービスは、暮らしにおけるあらゆるお手伝いを格安で行ってくれるサービスです。
サービスの中に、「格安引越し」というメニューがあり、お値段はなんと3000円代から!
破格すぎてびっくりですよね。もちろん荷物が多く距離が遠いほど高いです。
私は、上記荷物量(※)で約30Kmの引越しをお願いしましたが、20000円でした!
また、万が一、作業中に事故や破損があった場合でも、補償が付いているので安心です。
くらしのマーケット損害賠償補償は、くらしのマーケット経由で予約をした作業で問題が発生した場合、修理にかかる費用などを、最高1億円まで補償します。
最高1億円 くらしのマーケット損害賠償補償
運搬手段③:引越し業者
3つ目は、王道に、引越し業者にお願いする方法です。
荷物も多いし、色々考えるのめんどくさいし、一番楽なサービスをお金で買おうかな・・・
という方には素敵な選択だと思います。
12〜3月の繁忙期は値切るのは難しいと思いますが、ひとつだけアドバイス(小声)。
最初の電話で見積もりをする時に、
○月○日、〇〇円以下で探しています!それ以上であれば他の会社でも検討してみます!
と相場よりマイナス1.5万くらい、少し低めの値段を伝えてみてください。
運が良ければ、マイナス1万円くらいは値切れます。
お財布やご自身のライフスタイルに合った方法で、荷物の運び方を決めていきましょう!
もう探し始めている方もいるかもしれませんが、次は物件探しです!
3.賢く!自分に合った物件を見つける
自分に合った物件を見つけるためには具体的に何をするべきか、
押さえておきたいポイントがいくつかあります。
STEP1〜6まで順に説明していくので、
ポイントを押さえながらチェックしてみてくださいね!
STEP1:片っ端からネットで物件を見ておく
まずは、ネットで物件を探すこと。
なんとなくでいいので、SUUMOなどの物件紹介サイトで自分の住みたい部屋イメージを想像しておきましょう。
立地や設備の条件と家賃相場の感覚を掴む!
安いのにも、高いのにも、必ず理由があります。
この辺りの立地で、この間取り、
この築年数でトイレバス別だったら
大体相場は8.5万くらいなのか!
といった感覚が掴めればOKです!
この時点であなたが見た物件が、契約できる可能性は20%以下!
この時点でいい物件があっても、住めるとは限りません。
というのも、(少し裏の話をすると・・・)
掲載されている物件の中には「おとり物件」や、「もう他の人が契約を完了している物件」もたくさんあります。
※おとり物件:実際には募集していない好条件の物件を、集客目的で掲載している物件のこと。
※契約された物件が、物件紹介サイトから無くなるのには1週間ほどかかると言われています。
検索段階の時点では、あくまでも相場感覚を掴むことを目的としましょう!
どうしてもどうしても契約したい場合は、不動産会社の友達などにリアルタイムで申し込み状況を確認してみるしかないです(涙)
STEP2:譲れない条件を決める
2つ目は、STEP1で養った感覚から、
「金銭面での上限」と「自分が絶対に譲れない条件3つ」を決めることです。
金銭面での上限を設定する
金銭面での上限については、
- 家賃
- 初期費用(最初に不動産会社に払うもの)
この2つを明確にします。
これは、年収が爆上がりでもしない限り変えることができない、あなたの絶対条件です。
無理のない金額を設定しましょう!
絶対に譲れない条件3つを決める
この条件3つは、
あなたのこだわりを少しばかり反映できる必要条件です。
- トイレバス別
- 日当たり良好
- フローリング
- オートロック
- 駅からの徒歩時間
- 収納が多い
など言い始めたらキリがない。
結局決められず、いい物件も他の人に取られる・・・
なんてことになりかねません。
絶対に絶対にあなたが譲れないもの!
腹を括り3つ決めちゃってください!
STEP3:不動産会社を選ぶ
3つ目のステップでは、不動産会社を選んでいきます。
いい物件を紹介してくれる不動産を見つけなきゃ!
と思っているそこのあなた・・・
正直な話、不動産会社が紹介できる物件はどこも一緒。
※これ意外と知らない人多い。不動産会社は、全国の不動産会社が現在募集している物件が掲載されたポータルサイトを見ることができ、市場に上がっている物件はどんなものでも紹介可能なのです。
「うちの会社の方がいい物件紹介できますよ!」
なんてことは残念ながらないんですよね。
じゃあ、どうやって差別化すればいいの?
それはズバリ、
仲介手数料と速さ!
初期費用の総額は、仲介手数料の割合によって大きく変わります。しっかりチェックしておきましょう!
また、首都圏の物件探しは速さが命!
自分が申し込みたい物件を、リアルタイムで確保してくれるかが大事なポイントです。
不動産選びのポイント
- 仲介手数料が安い
- 返信が即レス
- 対応が早い
不動産会社の知り合いがいる場合は、優遇してくれる可能性も!
一度話を聞いてみるのもいいと思います。
おすすめのネット不動産
私がおすすめするのは、ネット不動産の【ietty(イエッティ)】!
お店に来店することなくスピーディーな対応をしてくれます。
店舗に出向く時間も短縮でき、何より即レス対応は本当にありがたいです。
STEP4:物件を選ぶ
いよいよ、物件を選ぶ段階に入ります。
このフェーズでのポイントは3つ!
物件選び3つのポイント
- 不動産会社にありったけの物件を提案してもらう
(STEP2で決めた条件で、20件以上見たいと伝えてください。) - ネットで調べた良さそうな物件の空き情報を確認する
(いいと思った物件全て聞いてみる覚悟て確認してください。) - 初期費用の見積もりを出してもらう
(何件でもいいです。気になるもの全て見積もってもらいましょう!)
とにかく数を打つことが大事!
何があっても一喜一憂せず、争奪戦に挑む覚悟を決めてください!
余談:私は初期費用や家賃の比較をする際、手元のスマホの電卓で一緒に計算します。女性1人だと舐められやすいとよく言われますが、「ちゃんとした客」を演じるだけでも相手に与える印象は格段に変わるのでおすすめ。
4.物件の申し込みをする
STEP4で洗い出した「申し込み可能な物件」の中から、
自分史上1位の物件から申し込んでいきましょう!
注意!契約はその場ですぐに交わさない
ここで大事なのが、まだ本契約はしないこと。
申し込みをすれば、大家さんに辞退されない限り他の人に取られることは滅多にありません(私は経験ありません)。
契約書への一筆を急かされることがありますが、
たかが一筆されど一筆。その一筆で数十万のお金が動きます。
不動産会社が借主の契約を急かせる権利はないです。
「一度家に持ち帰り、契約書の内容を慎重に確認をしてから提出しますね!」と堂々とはっきり伝えましょう!
3.賢く!契約前はココを詰める
物件を探し、申し込みをしたら、内見と家周辺の散策をしましょう!
STEP1:契約・入居までの期間を確認する
いつまでに契約書を提出しなければならないか、契約締結後、いつから入居可能かを確認しておきましょう。
STEP2:内見する
内見時間は限られています。
時間を有効に活用するため、あらかじめポイントを押さえ、自分でToDoリストを作っていきましょう。
確認ポイント①:備品と設備を調べる
具体的には、
- シーリングライトの有無
- コンセントの数と位置
- エアコンの数と位置
- 収納サイズ
- 防音性
- 日当たり
- ゴミ捨て場
- ベランダの有無・大きさ
- 電波の入りやすさ
などが挙げられます。
生活動線を想像し、入居までに補うものがないか確認しておきましょう。
できれば昼と夜2回、できない場合は夕暮れ時に内見することをおすすめします。
南向きの物件なのに、隣の建物との距離が近く日当たりが最悪・・・なんてこともあります。
確認ポイント②:メジャーで計測する
備品と設備の確認ができたら、メジャーで寸法計測をしましょう。(メジャーは持参必須!)
計り方は簡単。
- 縦幅
- 横幅
- 奥行き
の3点を抜かりなくです!
具体的に測る場所は、
- 部屋全体
- クローゼット内
- キッチンの収納、シンクの広さ
- 冷蔵庫置き場
- 洗濯機置き場
- カーテンレール
- 窓の大きさ
などなど。
挙げ出したらキリがありませんが、細かければ細かいほどいいです。
測り倒しておきましょう!
STEP3:家周辺の散策をする
内見をしたら、あわせて家周辺の散策をします。
私的には、引っ越し準備の中で一番楽しい時間です!
施設やお店の確認をする
病院、交番、スーパーマーケット、ドラッグストア等、生活のために必要な施設やお店を把握しておきます。
自炊生活を送りたいと思っていたものの、
スーパーまで一番近いスーパーが1キロ近く離れていた!なんてことになると結構辛いです。
本当にこの家で決めてOKか?
という視点で、最後のチェックですね。
駅までの道を実際に歩く
実際に駅までの道も歩いてみましょう。
街灯、人通り、道の平坦さや実際に何分かかるかなど。
地図上では見えないことが本当にたくさんあります。
5.賢く!実際に契約を交わす
ここまで問題がなければ、実際に契約を交わしてOK!
契約書を隅から隅までしっかり読んで、必要箇所に署名&捺印をしていきましょう。
この時、控えのコピーを取って、退去するまで保管しておくことをおすすめします。
6.賢く!インフラ・固定費を見直す
さあ!契約ができたら、あとは引越し当日までワクワクの時間ですね。
最後まで読んでくれた皆さんのこれからの生活が、
よりウェルビーイングなものになりますように!
ということで最後は、
「固定費の見直し」についてです。
インフラの会社や、スマホ・Wi-Fiの選び方を見直し、私は実際に以前と比べて年間13万の節約ができています。
(ほんとです。笑)
今まで適当に契約して、あんまり考えたことなかった・・・
という人は、これを機に見直してみてはいかが?
STEP1:インフラを見直す
まずは、電気・ガスです!
引越しをする際、
この電気会社がお得ですよ!
と不動産会社の提携会社が電話をしてくることがありますが、
マジで高いです。最悪です。もっと汚い言葉を使いたいくらい高いです。笑
この記事を読んでくれた方には、ちゃんと調べてから契約して欲しいので・・・
具体的には、
- 電気会社が自社発電所を持っているか
を調べて、せめて自社発電所を持っている電気会社で契約してください。
私は、安心安全に、東京電気・東京ガスの一択にしています。
STEP2:Wi-Fi・スマホ代を見直す
次は、Wi-Fiとスマホ代。
皆さんはWi-Fi・スマホ代、合わせて月額いくら払っていますか?
(単位ミスではないです。笑)
以前まで私は、大手キャリアのスマホ約10000円プラス、大手キャリアのWi-Fiで約4000円、合計14000円払っていましたが、今は楽天モバイル3278円(税込)、Wi-Fi 91円(税込)で月額3500円もかかっていません。
すみません、残念ながら、今はこの破格Wi-Fiキャンペーン終わっているみたいなのですが・・・
今ここで言いたいのは、格安スマホ・格安WiFiに変えましょう!ということ。
ちょっとWi-Fiの方は調査しておきます!
【楽天モバイル】まとめ
いかがでしたか?
引越しを始めるにあたって、参考になる情報はありましたか?
金銭面でも体力面でも、多くのエネルギーを消費する引越し。
賢くスマートに引越しする方法を心がげて、ご自身のことを労わりながら頑張ってください!
新生活を機に、皆さんがよりウェルビーイングな生活が送れることを願っています♪